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あなたの知らない本当の沖縄

沖縄に移住する人の多くが、開放的で自由な生活や南国リゾート感、
沖縄県民の優しさなどを求めてやってくる。

沖縄県のデータによると、年間3万人程の人が移住をしており
日本の人口増加率が東京に次いで2位となっている模様。

しかし、沖縄への移住生活の現実は理想とは程遠いものだということを伝えたいと思います。
事実、沖縄に移住をした人の大半が2年を過ぎた頃に移住生活にピリオドを打ち帰っていくのです。

その理由は様々ですが、結果として沖縄の生活に染まり切ることが出来ず、
また次の理想を求めて沖縄を離れていくのです。

大抵の人は沖縄移住前は理想郷で身勝手なイメージを持ってくる方多いの実情です。
例えば、人の優しさに対しても都合良く考える傾向にあり、結果として甘え過ぎるタイプの方が多く、
何かをしてもらう側の姿勢が露骨で沖縄の人からも警戒されるケースが多いです。

正直、旅行で沖縄を訪れた際に接する人の雰囲気とは全く異なると考えた方が良いです。
観光の際に触れた人の優しさは偽物という訳ではないですが、沖縄県民も観光者に対して
ただ単に「楽しんでいって欲しい」という思いがあるだけです。
日々生活を共にするとそれは全く違うものであり、逆に内地の人間とは価値観の違いを
感じてくるでしょう。

意外と厳しい沖縄の生活環境

沖縄と言えば青い空、青い海など、南国リゾート感をイメージする方が多いと思います。
それは間違っていませんが、日々の生活でそれを堪能出来るかというと正直できません。

これは断言します。

例えば、天候でいうと沖縄は日本で最も日照率が低い県です。
曇っている事が多く、突然の大雨が本当に多いです。
夏場の灼熱の太陽とカラッとした過ごしやすい時期は1年の中ではごく僅かです。

沖縄移住生活を始める前に知らないといけないこと

とにかく晴れない

沖縄県は日本の中で最も日照率が低い県です。
冬場は殆ど晴れません。日が差しても一時的で天候が変わりやすいです。
洗濯物を干して出かけることなど一切できません。
沖縄県民は濡れるの覚悟なのか、乾けば良いと考えてるのか、
干しっぱなしの人も多いですが・・

湿気がものすごい

とにかく湿度が高いです。
梅雨の時期などは最悪です。
物がカビるので手入れが大変です。
また、髪の毛もベタつき、癖っ毛の人は癖が最高潮に目立ちます。

ゴキブリ、害虫が多い

沖縄県はゴキブリが多いということを聞いた事がある人も多いと思います。
噂通り、沖縄はゴキブリが本当に多いんです。
湿気が多いせいもあり謎の害虫もよく発生します。
道端をゴキブリが普通に歩いています。飲食店回りなどは最悪です。
1階に住んだら確実にゴキブリに遭遇すると思ってください。

渋滞が凄い

沖縄は鉄道がありません。
那覇の中心地をモノレールが通ってはいますが、県民の移動手段は基本車です。
その為、主要道路は車がとにかく多いです。
通勤時などの那覇市内の平均時速は16キロと言われています。
移動時間が読めない為、通勤は余裕を持って早く家を出る必要があります。

食事が飽きる

沖縄グルメは人気です。
沖縄そば、ゴーヤーチャンプル、ラフテー、ジーマミー豆腐など。
それは確かに美味しいし魅力的です。
しかし、毎日沖縄で生活をするとなると話は別です。
良心的な価格で沖縄の定食を出してくれる店も多いですが、
どれもこれも上質なものばかりではありません。内地の食事に比べれば脂っこいものも多いです。
質を求めるとなると、数も少ないし金額も嵩みます。

賃金、給与が安い

沖縄の最低賃金は常にワースト1で推移をしています。
仕事は昔に比べると内地企業の進出もあって増加傾向ですが、
まだまだ平均賃金は低いのが実情です。
事務の仕事でも時給850〜900円程度です。

外国人観光客が多い

最近の日本ブームもあり、アジア圏の外国人観光客がとにかく多いです。
国際通りや観光地はもちろんのこと、スーパーやドラッグストア、電気屋などに行くと
必ずと言っていいほど、多くの外国人観光客が買い物をしているのを目にします。
しかも俗に言う、爆買いというやつです。文化が違うのは仕方がないですが
大きな声で話していたり、割り込みをしてきたりすることもあるので
割り切って考えるなど、温厚な気持ちが必要です。

その他にも文化の違いや価値観の違いなどがあります。
沖縄県民との共存していく為には自らが築き上げてきた当たり前の感情や感覚を変え、
郷に従い生活をする覚悟が必要です。